ハエの調査。
たくさんの球体がワイヤーでつるされていた。
人を入れて吊るして養分搾り取るものかと思ったけど、
結局、魔力回路を使ったランプだった。
そこまでグロくないのか。

それはそれとして研究施設。
虫の絵がいっぱいあった。
資料室、実験室、ホール？みたいな。
やっぱりグロかった。嘔吐。

手がかりを得たような、途絶えたような。
手記、資料ファイル、蠅の王のでかい絵を持ち帰った。

0713-14　カサンドラ、館

個人的に手に入れたもの。

『世界の恐ろしい寄生虫百選』
どこぞの国の寄生虫マニアが生涯をかけて記したという、
写本を含めてもこの世に三冊しかないという奇書中の奇書。

手記には研究の進展状況や、学院での仕事に対する不平不満、
周囲から孤立している事についての孤独感など、日常的な内容が書いてあった。

死後人に見られたくないものベスト３に入る代物だった。

無数の蝿が孤独感を満たす、他いくつか書いてあった、
それを読んで、少し自分に似ているなと思う。
一歩間違えたら私がそちら側だったのかもしれない。