アスランは人魚の宝を探しに来たらしい。
となりのコテージ。
飛び越えてくるほどの身体能力の高さ。
貧民出身仲間。

アスランが怖いんじゃない。

見たい知りたいという気持ちはとてもよくわかる。

私はあまり泣かないようにしてるつもりなのだけど。
ユニは美しい音が聞ける場所を聞いていた。
ファーストは、たぶん、観察かな。

そういえば、どうして人面魚を探していたんだっけ？

人魚にも人面魚にも会えたので
今回はとてもよい観光になった。

海藻でできた本、の紙を
応用して何かできないかと考えている。
だが、これを切り取るのは忍びない…
どうしたものだろう、

ブラマンがお試しで作った紙をもらった。
売り物にはできないけど、自分で使えそうだったから。
せっかく作ってもらったんだから使いたい。
見える符に使えるといいな。

海藻繊維と珊瑚や貝殻を粉状にして混ぜ物したやつ
かなりザラつきが強い。
大麻の繊維と魔石屑を粉末状にして混ぜ物をしたやつ、
割り合い頑丈。
魔石屑を粉末にして薬液と混ぜた中に浸した羊皮紙

個人的に海藻繊維使ったものは、噂の海藻で出来た本にも
通ずるところがあるんじゃないか。
もっと突き詰めれば噂の本になりうるのかもしれない。
…やっぱり、ブラマンはすごい人だ。

私は言葉を間違ってしまった？
好感度？親密度？

一緒にお仕事しようと誘われた。
なんか難しいことたくさん言っていたけど、
仕事の誘いということ以外はあまりよくわからなかった。
ハンヨーとかコウジョーとか言っていた気がする。

符を作ることは、伝えていかなければいけないことだ、と
母は言っていた。
新しいことにはあまり興味がないけど
求められるなら応えたいとも思うけど
悩む。

こういうときはどうしたらよいのか…

ブラマンの知識欲旺盛なところはすごい。
目的のために手段も選ばないような口ぶりだった。
なぜあんなにも自分の弱いところを吐露することができるのだろう。
私ばかりが知るというのはずるい気がして、教えてしまったけれど
変に気を使わせてしまったかもしれない。
私と損得なしで親密になりたいなんて誰が思うのか。
誰かと仲良くなるのが怖い。
仲良くなりたい。
今後は気を付けよう。